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福島・大熊町の一部、避難解除/第1原発立地で初、事故から8年

2019/04/10 00:06

 避難指示の解除を翌日に控え、福島県大熊町大川原地区で、整備が進む町役場新庁舎(奥)と災害公営住宅=9日
 避難指示の解除を翌日に控え、福島県大熊町大川原地区で、整備が進む町役場新庁舎(奥)と災害公営住宅=9日

 政府は10日、東京電力福島第1原発事故で福島県大熊町の全域に出ている避難指示の一部を解除した。除染が終わって放射線量が低減し、インフラ復旧も進んだためとしている。未曽有の事故から8年。第1原発が立地する同県双葉町、大熊町での避難解除は初めて。

 ただ大熊町の面積の約6割は、事故後の線量に応じて3分類された避難区域のうち、最も線量が高い帰還困難区域のまま残り、引き続き立ち入りが禁じられる。政府や町は、一部解除をきっかけに復興の加速化を期待するが、商業施設や医療機関整備も今回の解除に間に合わず、住民帰還の動きは鈍い。真の復興へ課題は山積みだ。

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