経済産業省は26日、風力、太陽光など新エネルギーの利用を電力会社に義務付けたエネルギー特措法(RPS法)に基づく2011年度から14年度までの新エネ利用義務量を電力販売総量の約1・63%とする方針を固めた。
発電コストが高くなると反発する電力会社に配慮し、10年度までの義務量1・35%から小幅な増加にとどめる。地球温暖化防止に向け、義務量の大幅アップを狙った同省が譲歩した形だ。
新たな義務量は電力量で換算すると約160億キロワット時。29日に開く同省の総合資源エネルギー調査会小委員会で示す。
RPS法は03年に施行され、新エネ普及を促し温暖化を防ぐのが狙い。新エネで発電される電力を一定量以上使うことを全国の電力小売り事業者39社に義務付け、10年度までに電力販売量全体の1・35%に当たる122億キロワット時を供給する目標が策定された。