ユネスコのエコパーク登録証授与／南アルプスの１０市町村

　山梨、長野、静岡にまたがる南アルプスが国連教育科学文化機関（ユネスコ）の生物圏保存地域「エコパーク」に昨年登録されたのを記念し、対象地10市町村への登録証授与式が14日、山梨県北杜市で開かれた。

　エコパークは自然の保護と活用の両立が目的。南アは昨年6月に登録された。北岳など3千メートル級の山々が連なり、ライチョウなどの貴重な動植物が多い。森林保全に加え、ガイド付きの登山ツアーなどに取り組んでいる。

　式典は、文部科学省から南アルプス市の中込博文市長にユネスコの登録証を授与した。