自民、津島氏の長男公認せず/世襲批判に配慮

2009/07/31 21:52

 

 自民党は31日、衆院選で公認候補が決まっていなかった5小選挙区に関し、栃木3区で森山真弓元法相(81)、福岡11区で武田良太前衆院議員(41)を公認し、青森1区と宮崎1区では公認候補擁立を見送ることを決めた。武田氏と公認を争った山本幸三前衆院議員(60)は比例代表九州ブロックの名簿上位で処遇することになった。前職の山内康一前衆院議員(35)が離党届を提出した神奈川9区は引き続き候補者擁立に向け調整を続ける。

 青森1区で党県連は引退表明した津島雄二元厚相の長男で秘書の津島淳氏(42)の公認を党本部に申請していたが、世襲批判に配慮し公認を見送った。菅義偉選対副委員長は「党の姿勢を示す必要があった」と記者団に説明した。県連は「県連公認」を掲げ支援する方針。

 麻生太郎首相(自民党総裁)が細田博之幹事長や古賀誠選対本部長代理らと党本部で協議し、決断した。

 宮崎1区に関して党県連は、前回当選した中山成彬前国土交通相(66)が昨秋に不出馬を宣言したのを受け、公募で宮崎1区で上杉光弘元自治相(67)を選び公認申請していた。しかし中山氏が一転して出馬する意向を表明、公認を求め対立していた。県連は独自に上杉氏の推薦を検討する可能性もある。

 栃木3区には自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相(57)が出馬。選挙情勢が厳しいことから、森山氏は重複立候補する比例北関東ブロックの名簿上位での処遇を求めている。

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