
「ハリー・ポッターと死の秘宝」日本語版が発売され、一番乗りのファンに本を手渡す翻訳者の松岡佑子・静山社社長=23日午前5時1分、東京都八王子市
世界的ベストセラーとなった英国のファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズ第7巻で完結編に当たる「ハリー・ポッターと死の秘宝」の日本語版が23日朝、全国一斉に発売された。
魔法使いの少年ハリーの冒険と友情を描いたシリーズは、子どもから大人までを魅了。映画やキャラクターグッズもヒットするなど“社会現象”を引き起こした作品が、これで幕を閉じる。
発売が始まったのは午前5時。シリーズのキャラクター姿で現れたファンら約200人が行列をつくった東京都八王子市の「くまざわ書店」では、翻訳者で出版元の静山社社長でもある松岡佑子さんが魔女のコスチュームで登場し「1年かけて翻訳した。今はほっとした気持ち」と話した。
静山社によると、完結編の初版部数は180万部。500店以上の書店が開店時間を繰り上げた。
完結編は、主人公のハリーたちが闇の魔法使いと最後の戦いに挑むストーリーが軸で「6巻までの謎がすべて解き明かされる」(松岡社長)という。本の価格は、上下セットで3990円。