福島の避難町民、SLで休日気分/秩父観光協会が招待

2011/04/23 17:39

 

 秩父鉄道長瀞駅のSL前で記念撮影する福島県双葉町の子どもたち=23日午前、埼玉県長瀞町

 秩父鉄道長瀞駅のSL前で記念撮影する福島県双葉町の子どもたち=23日午前、埼玉県長瀞町

 埼玉県加須市に役場機能ごと集団避難している福島県双葉町の町民82人が23日、埼玉県秩父市の観光協会などの招きで蒸気機関車(SL)の列車に乗ったりシバザクラを観賞したりして、東日本大震災以来、初めての休日気分を味わった。

 避難から1カ月以上となるが、旧県立高校で集団生活する町民の中には外に出掛けたことがないという家族も。井戸川克隆町長は秩父市の山並みを眺め「避難して初めての休日。山がそばに見えるのはいいね」と気分転換を図っていた。

 町民らは午前10時すぎ、秩父鉄道の熊谷駅にバスで到着。秩父駅まで約2時間、汽笛を鳴らして走るSLの列車に揺られ、新緑の風景を楽しんだ。小学3年の木幡穣清君(8)は「SLは初めて」とはにかみ、前で記念撮影。

 秩父市の羊山公園も訪れ、約1万7600平方メートルの丘を散策。白や紫、ピンクなど9種類の40万株以上が七分咲きとなったシバザクラに見とれていた。

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