不自由な足でつづった詩がCDに/音楽家と共作「命の輝き」

2010/03/31 15:51

 

 千葉県市原市の自宅で、左足の親指でキーボードに文字を打ち込む倉田知典さん=3月25日

 千葉県市原市の自宅で、左足の親指でキーボードに文字を打ち込む倉田知典さん=3月25日

 手足に重い障害のある倉田知典さん(40)=千葉県市原市=が左足の親指でキーボードに打ち込んだ詩に、プロの音楽家が曲を付けたCD「命の輝き」がこのほど完成。「音楽で世界が広がった。たくさんの人に聴いてほしい」と胸を躍らせている。

 先天性の脳性まひによる重度の肢体不自由で、9歳まで寝たきりだった。リハビリで現在は数歩は歩けるが、両手は思うように動かない。詩は、比較的自由になる左足の親指で、パソコンのキーボードに入力。1文字3秒、こつこつと書きためてきた。

 作曲家Natukoさん(41)=横浜市=をインターネットで知ったのは1年前。多彩な楽曲を作ってきた経歴に興味を持ち「曲にしてもらおうと、A4用紙31枚に書きためた詩を送ってみた」(倉田さん)。

 「宝石の原石が散らばったような詩。心に直接響いてきた」。感動したNatukoさんは、1カ月で1曲を作り上げた。3カ月後に初めて顔を合わせ、倉田さんのほかの詩をもとに作った曲と一緒にCDにする話がトントン拍子でまとまった。

 CDは5月2日発売。1枚2千円、Natukoさんのホームページから購入できる。

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