豆乳人気20年ぶり復活/健康志向で03年生産が最高

2004/02/21 17:34

 

 健康志向の定着で豆乳の人気が復活している。2003年の生産量は約6200トンと前年の2・1倍に増え、前回のブームで生産量がピークとなった1983年以来、20年ぶりに過去最高を更新した。

 食品業界によると、今回の生産増加の背景には、健康や美容に気を使う若い女性の人気を得たことに加え、独特のにおいを抑えた商品の開発で「毎日飲む人が増えた」(大手メーカー)ためという。

 生産業界団体、日本豆乳協会(東京)の調べでは、豆乳の生産量は80年代後半から低迷が続いたが、02年に息を吹き返した。果汁入りなどの「豆乳飲料」や「調整豆乳」といった関連商品もそろって好調だ。

 同協会の神田厚事務局長は、80年代のブームは粗製乱造の弊害で急速に沈静化したが「今回は法的な品質規制もあって高品質な商品が売れており、生産の増加は続く」とみている。

 このため各メーカーは生産拡大に取り組んでいる。最大手の紀文フードケミファは、今年3月中に岐阜県瑞穂市と埼玉県狭山市の工場で生産能力を2−3割増強。2位のマルサンアイも4月までに、群馬県月夜野町に、1リットルパックを年間1200万個製造できる新工場を完成させる。

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