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別所線に名物「ハーモニカ駅長」/懐かしの童謡、電車内で

2010/09/21 11:58

 電車内でハーモニカを吹く上田電鉄別所線・上田駅の春原貞良駅長=8月、長野県上田市
 電車内でハーモニカを吹く上田電鉄別所線・上田駅の春原貞良駅長=8月、長野県上田市

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 田園風景が連なるローカル鉄道の車内に、童謡「故郷」の音色がゆったりと流れる。20人ほどの乗客はみな目を細め、懐かしそうに歌う。白い制服姿でハーモニカを吹くのが、長野県の上田電鉄別所線の上田駅長春原貞良さん(62)。別所線の名物「ハーモニカ駅長」だ。

 乗客はツアーの中高年が中心。春原さんは全員に歌詞カードを配り、談笑しながら20分で10曲ほどを演奏。「あっという間だったよ」と名残惜しそうに降りていく客を、バスまで見送った。

 車内で演奏するようになったのは2006年秋。沿線の温泉から帰る観光客と会話が弾み、たまたま前の晩の宴席で演奏してそのまま持ち歩いていたハーモニカで故郷を吹いた。これが意外と喜ばれ、観光地の少ない路線のPRになればと続けてみた。

 「上を向いて歩こう」「みかんの花咲く丘」といった曲に、いつしか客も声を合わせるようになり、晴れやかな笑顔で降りていく姿を駅で見送るのが楽しみになった。

 評判が評判を呼び、ハーモニカ電車がプランに組み込まれたツアーも生まれた。春原さんは2年前に上田電鉄を定年退職したが、その後も嘱託社員として団体客が乗る車内で演奏を続けている。

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