
発光ダイオードのイルミネーションで彩られた万松寺の納骨堂「水晶殿」=19日、名古屋市中区
織田信長や徳川家康ゆかりの寺として知られる名古屋市中区の万松寺で、発光ダイオード(LED)のイルミネーションで彩られた納骨堂「水晶殿」がオープンし、話題を呼んでいる。
赤、黄、金など5色を基調にした色鮮やかな照明で、従来の納骨堂のイメージを一新。色合いを変化させて、青や緑で地球を、白い光を浮かばせて魂の浄化を表現するなど約400種類のパターンがあるという。
ガラスの壁面には、納骨箱を納める「水晶基」と呼ばれる引き出し式のケースが2000基並ぶ。インターネット上での「参拝」も可能で、お寺の専用サイトにIDを入力すれば、パソコン画面に水晶基と戒名が表示されるという。
大藤元裕住職は「残された方たちが安らぎ、同時に社会を生きていくための躍動感を得る場になれば」と期待している。
万松寺は、信長が父信秀の葬儀で位牌に抹香を投げ付けた舞台になったり、家康が幼少時を織田家の人質として過ごしたとされる逸話が残っている。