
成田山新勝寺で行われた恒例の「すす払い」=13日午前、千葉県成田市
千葉県成田市の成田山新勝寺で13日、新年に向けて仏像やお堂を清める恒例の「すす払い」が行われ、僧侶と職員が1年間たまった汚れを丁寧に落とした。
日の出前の午前5時半ごろから、作務衣にマスク姿の僧侶らが本堂に集まった。不動明王や四大明王の像をはけで清め、仏具も布で磨き上げた。
本堂の軒下や内側の欄干は、横一列に並んだ11人が長さ約10メートルの「ササ竹」を使い、左右に振ってほこりを払った。
僧侶の杉本照身さん(45)は「積もったほこりを落として、新年を参拝客にはすがすがしい気持ちで迎えてもらいたい」と話した。