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「備蓄眼鏡」被災地に提供/メガネの三城、補聴器も

2011/04/30 08:50

 福島県郡山市の避難所で視力測定に列をなす被災者ら=3月25日(三城ホールディングス提供)
 福島県郡山市の避難所で視力測定に列をなす被災者ら=3月25日(三城ホールディングス提供)

 「新聞が読めた」「炊き出しのアナウンスが聞こえるようになった」。大手眼鏡チェーン「メガネの三城」を展開する三城ホールディングス(東京)が、災害用に備蓄していた眼鏡と各店舗から集めた補聴器を岩手、宮城、福島3県の避難所で無償提供し、津波で所持品を失った被災者から喜ばれている。

 同社が初めて災害支援に乗り出したのは長崎県の雲仙・普賢岳噴火(1991年)。避難住民に眼鏡300個を提供し、その後も阪神大震災や新潟県中越地震などで同様の支援を続けてきた。

 当初は個人ごとに1個ずつ加工していたが、時間がかかるため、あらかじめさまざまな種類の眼鏡をそろえておく備蓄方式に切り替えた。

 2005年には、兵庫県姫路市の事務所に地震対策プロジェクトを設置。レンズメーカーの協力も得て月平均300個のペースで眼鏡を加工。今回の震災前までに近視、遠視、老眼用の計約2万個を備蓄。震災後に約1万個を増産した。

 東日本大震災でも社員が避難所を訪問。その場で希望者の視力を測り、約400種類の中から適当な眼鏡を選んでいる。補聴器も社員が現地で音量を調節。既に眼鏡約3万個、補聴器約300個を届けた。

 現地入りした三城ホールディングスの森京子さんは「多くの方から『ありがとう』と声を掛けられた。眼鏡も補聴器も情報を得るための命綱。少しでも役に立てればうれしい」と話している。

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