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飯舘村、被災証明交付に住民殺到/「国信用できない」

2011/04/23 23:15

 国が計画的避難区域に指定した福島県飯舘村で、23日から始まった被災証明書の交付に住民が殺到し、この日だけで360通以上に達した。避難する方針は決められたが、具体的な方法は不明のまま。自費で住宅を借りるため証明書を取りに来た女性は「自分たちで動くしかない。もう国も村も信用できない」と言い切った。

 取材に応じた菅野典雄村長は、国とのパイプ役となる内閣府から派遣された職員たちについて「話を聞かせてくださいと言うだけ。彼らから情報はありません」。

 1カ月以内に避難を終えるとした国の方針には「命が大事といっても、住民には、ここでの生活もある。牛も2千頭もいる。もっと血の通った施策をできないか」と不満を隠さなかった。

 証明書交付に追われた住民課。職員は「1日で、こんなに書類を交付したのは初めて」と驚いていた。村によると、証明書があれば住宅を優先的に借りることができる場合がある。

 福島市内のアパートを借りるために家族9人分の証明書を取りに来たパート女性(46)は「何でいまさら避難なの。もうとっくに放射能は浴びている。最悪」とひと言。「行政の動きを待っていると、絶対ひどい目に遭う。もう自分たちで動くしかない」と話すと、足早に立ち去った。

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