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放射線量気にしながら一時帰宅/20〜30キロ圏住民

2011/04/13 18:59

 福島県葛尾村の消防署で、防護服を着たまま勤務に当たる署員=13日午後
 福島県葛尾村の消防署で、防護服を着たまま勤務に当たる署員=13日午後

 福島第1原発事故で住民約1500人の大半が村外に避難し、役場も移転した福島県葛尾村を13日、訪れた。「計画的避難区域」にも指定された同村の原発から半径20〜30キロ圏の地域では、放射線量を気にしながら一時帰宅する住民や防護服姿で村の留守を預かる消防隊員の姿があった。

 午前9時半、役場庁舎前にある放射線の測定機。マスクを付け、フードをかぶった同県田村市に避難中の主婦下枝初恵さん(44)がのぞき込んでいた。

 「家の片付けのため時々戻るが、最初にここで必ず線量を確認する」と話す。毎時「1・01マイクロシーベルト」の表示を見ると、ほっとしたような表情を浮かべて軽自動車に乗り込み、自宅へ向かった。

 村では酪農や畜産を営む人が多く、つなぎの作業着姿の一時帰宅者が目につく。飼い主が避難して餌がもらえないのか、牛舎の牛はやせて骨が浮き出ていた。

 浪江消防署葛尾出張所前。巡回から戻った防護服姿の消防隊員が、放射性物質の付着を調べるスクリーニングを受けていた。27人が2交代24時間態勢で、移転した役場との連絡や村に残る住民の安全確保にあたる。

 隊員の一人は「放射線に気を使いながらの活動は正直、しんどいです」と漏らした。(共同)

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