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震災で都内の自転車急増/ルール無知に懸念も

2011/04/13 16:21

 甲州街道沿いにある「サイクルスポット」の笹塚店=東京都渋谷区
 甲州街道沿いにある「サイクルスポット」の笹塚店=東京都渋谷区

 東京都内では東日本大震災以降、通勤などに自転車を利用する人が増えている。計画停電や余震による交通機関の不安定が主な理由で、朝の幹線道路に列ができるほどだ。

 甲州街道沿いにある大手自転車店チェーン「サイクルスポット」の笹塚店(渋谷区)では大震災のあった3月11日に約120台が売れ、一時は約40人もの行列ができた。

 店員の松島誠さんによると、埼玉県所沢市、茨城県つくば市など遠隔地を目指す客も。1万円以下の安い物から売れ始め、10万円の電動自転車を買った人もいたという。

 地震の影響でクレジットカードが使えなくなっていたが、お客さん同士でお金を貸し借りするなどの連帯感も生まれた。営業がようやく終わったのは翌12日の午前1時半。それ以降は自転車修理の依頼が殺到している。

 松島さん自身、練馬区在住で、以前から自転車通勤している。震災後は通勤の自転車が環状7号で列をなしており、確実に数が増えているのを感じる。一方で、車道の右側通行や歩道でスピードを出すといったマナーの悪さも目立つといい、「地震の時の思いやりを生かしてほしい」と話す。

 NPO法人「自転車活用推進研究会」の小林成基事務局長は、交通ルールに無知な自転車利用者が急増しており、「極めて危険だ」と警鐘を鳴らす。整備不良の自転車が多いのも問題という。

 道交法上、自転車は軽車両とみなされ車道の左側通行が原則。歩道走行は徐行などの条件付きだが、忘れられがちだ。小林さんは「安全のためには『人』と『車』の通行帯をきちんと分けることが必要」と指摘している。

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