天気予報を見る
 
新聞購読申込

3週間遅れの卒業式、福島/津波で女児犠牲の新地小

2011/04/12 11:54

 津波で犠牲になった女子児童の代わりに卒業証書を受け取る、担任の加藤直彦教諭(右)=12日午前、福島県新地町の新地小学校
 津波で犠牲になった女子児童の代わりに卒業証書を受け取る、担任の加藤直彦教諭(右)=12日午前、福島県新地町の新地小学校

 東日本大震災による津波で、卒業する1人が犠牲となった福島県新地町の新地小学校で12日、約3週間遅れの卒業式が開かれた。3月23日の予定だったが、体育館や教室が避難所として使われ、校舎の補修も必要だったため延期していた。

 12日午前、校舎のホールで卒業式に臨んだ卒業生は36人。亡くなった女子児童(12)のいすにはにっこり笑った写真が置かれ、担任の加藤直彦教諭が代わりに卒業証書を受け取った。

 卒業生代表の小野海翔君(12)が「あの津波が楽しかった学校生活を終わらせたが、夢と希望を持ち続ける」と誓いの言葉を述べると、児童からすすり泣きが漏れた。

 大谷一裕校長は「大震災で大切な仲間も失った。自分の命と他人の命を大切にしてほしい」と話した。入学式は14日に開かれる。

 新地町は人口約8500人で、死者・行方不明者は約130人に上った。

同じジャンルの記事

注目の情報

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中
トライコーン株式会社では、本格的な顧客管理を実施したい法人向けASPサービスクライゼル」を発売しています。CRMもお任せください

詳しく見てみる→

▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.