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高速バス、輸送力2・6倍に/沿岸路線は再開遅れる

2011/04/07 19:10

 東日本大震災で不通区間が残る鉄道の代役として、東北と首都圏を結ぶ高速バスが増強されている。各社は需要に応じて路線の新設や1便当たりの車両を増やして対応し、5日時点の輸送可能定員は震災前の2・6倍に。一方で路線バスは、壊滅的被害の岩手、宮城の太平洋沿岸地区で車両が津波に流されるなどして再開が遅れており、国は支援策を検討している。

 東北や北関東の鉄道は震災直後にほとんど利用できなくなったが、東北自動車道などの高速道路は高速バスが緊急車両扱いとされたため、住民の避難ルートとなった。

 また、東北新幹線やJR東北線は現在も運休区間が残り、仙台空港も民間機の発着ができない状況で、被災地入りしようとする個人やビジネスなどの利用も増加。国土交通省によると、盛岡と首都圏を往来する高速バスは震災前に比べて輸送力が5日時点で4・7倍、仙台―首都圏は3・9倍になっている。

 在来線の運休に対応した通勤、通学のための代替バスも、岩手、宮城、福島3県を中心に40路線を運行している。

 これに対し路線バスは、営業所や車両が多数、津波に流された太平洋沿岸では幹線以外の道路復旧の遅れもあり、再開は6日現在で岩手県沿岸の3地区が計47%、宮城県沿岸の4地区は計39%にとどまっている。しかし、被災を要件としたバス会社への国庫補助制度はなく、国交省は「政府全体の復旧支援で対応を考えたい」としている。

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