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入所児童の安心感回復が必要/児童養護施設、学会が手引

2011/04/06 18:05

 医師や看護師、福祉関係者らでつくる「日本子ども虐待防止学会」(東京)は6日までに、東日本大震災で被災した児童養護施設の入所児童への接し方について、施設職員や里親、学校関係者へ向けた手引をまとめた。

 入所児童は、肉親に守ってもらった体験が少ないため「一人で耐えようとするケースも多く、何事も無かったように振る舞うことも少なくない」と指摘。震災で虐待など過去のトラウマ(心的外傷)を思い出し、不安を感じることもあり、職員らが「守る」というメッセージを伝え続け、安心感を回復させる必要があるとしている。

 震災により、家庭復帰が難しくなり、退所ができなくなることも想定される。その際、はっきりした見通しがないのに、臆測で楽観的な予定を安易に話さないことも盛り込んだ。虐待した親が強引に引き取りを求めてくるケースでは、親の言い分には耳を傾けるが「児童相談所でないと判断できない」と、はっきり伝えるよう勧めている。

 入所児童の家族が死亡した場合には「あまり遅くなることなく伝えることが望ましい」とし、担当の専門職員を同席させた上で他の子どもがいないところで話すことや、「遠回しではなく、子どもの目線に合わせて分かっている事実を理解しやすい言葉で伝える」と指南している。

 手引は、同学会のホームページ上で公開されている。

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