
16日、オハイオ州シンシナティで開かれた全米黒人地位向上協会(NAACP)年次総会で、演説する共和党のマケイン上院議員(ロイター=共同)
【ワシントン16日共同】米大統領選の共和党指名候補となるマケイン上院議員は16日、オハイオ州シンシナティで開かれた全米黒人地位向上協会(NAACP)の年次総会で演説し、黒人有権者に対し「あなたの1票をいただきたい」と、11月の本選での支持を率直に訴えた。
NAACPは全米屈指の公民権団体で、民主党の牙城でもある。マケイン氏は黒人初の大統領を目指すライバル、民主党オバマ上院議員を「素晴らしい人物」と持ち上げながら、“敵地”で懸命に自らの政策をアピール。しかし2日前に演説したオバマ氏に比べ、聴衆の反応はいまひとつだった。
米キニピアック大の最新の世論調査によると、黒人の94%の支持を得るオバマ氏に対し、マケイン氏はわずか1%。完敗とも言える状況に、マケイン氏は少しでも風穴をあけたい考えだ。
マケイン氏は、黒人の関心が高い教育改革や経済対策に時間を割き、オバマ氏との政策の違いを強調。