【パリ9日共同】9日付フランス紙フィガロは、テロ組織アルカイダの最高指導者ウサマ・ビンラディン氏が2001年末に死亡したとみられるとの専門家の分析を報じた。
ビンラディン氏が最後に姿を現したのは、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラが2001年12月27日に放映したビデオ。
フランス国立科学研究センターの研究員の分析によると、12月初旬に録画された同ビデオでは、ビンラディン氏は疲れてやつれ、左手を失った形跡があったが、迷彩の布でそれを隠していた。研究員は「米軍のトラボラ爆撃で彼が負傷したのは間違いない。当時のアフガニスタンの衛生条件からみて、腕の切断から生き延びるのは容易ではなかっただろう」と述べた。
さらに12月9日にビンラディン氏の「別れのメッセージ」が、10数件のイスラム過激派のインターネット・サイトに現れ、イスラム教徒の敗北を暗示するコーランからの三つの詩句が引用されたという。