東京商工リサーチが13日発表した2011年の全国の企業倒産件数(負債1千万円以上)は、前年比4・4%減の1万2734件と3年連続で減少し、6年ぶりの低水準となった。負債総額も49・8%減と21年ぶりに5兆円を割った。
金融機関に貸付条件の緩和努力を求める中小企業金融円滑化法、東日本大震災後に設けられた緊急保証制度などの政策効果で企業の資金繰りが改善したことが功を奏した。ただ震災関連の倒産は543件と、阪神大震災の同じ期間に比べて4・2倍のペースだった。
負債1千億円以上の大型倒産が3件にとどまったため、負債総額は3兆5929億円と2年ぶりに減少した。