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福島、葉タバコ作付けせず/原発の影響、風評懸念

2011/04/09 12:36

 福島県たばこ耕作組合は9日、福島第1原発事故の影響で、今年の葉タバコの作付けを県内全域で見合わせる方針を決めたことを明らかにした。全国たばこ耕作組合中央会によると、昨年の福島県の生産量は全国7位で、たばこの生産量や流通に影響を与える可能性もある。

 組合によると、既に例年より作付けが10日ほど遅れている。これ以上遅れると品質に影響することや、福島県産の葉タバコが使われることで業界全体に風評被害が及ぶことを懸念した。組合独自の判断で、8日に緊急役員会を開き、決めたという。

 福島県内の生産者は約1200人で、屋内退避となっている福島第1原発から20〜30キロメートル圏に入る田村市で特に多い。組合は生産者に既に作付けの見合わせを伝え、今後詳しい説明会を開く。日本たばこ産業(JT)などと話し合い、国などに補償を求めていく方針という。

 渡辺実組合長は「耕作者からは『(放射性物質の影響で)外で仕事ができない』との声も上がっており、耕作してもらうわけにはいかない。こんなことは初めてで苦渋の決断。涙が出るぐらいだ」と話した。

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