故野村守夫氏の反戦画発見/中国・瀋陽、一般公開へ

2006/04/20 08:33

 

故野村守夫氏の反戦画発見/反戦画「ハルビン太陽島」 中国遼寧省瀋陽市内の骨董店で見つかった野村守夫の反戦画「ハルビン太陽島」(共同)

 中国遼寧省瀋陽市内の骨董店で見つかった野村守夫の反戦画「ハルビン太陽島」(共同)

 【北京20日共同】日本の洋画家、故野村守夫氏(1904−79)が日中戦争当時の1939年に描いた油絵作品「ハルビン太陽島」が中国遼寧省瀋陽市内の骨董(こっとう)店で見つかった。新華社電などが20日までに伝えた。

 鑑定した専門家は反戦平和をテーマにした作品として高く評価しており、吉林省吉林市で6月10日開館する博物館で一般公開される見通しだ。

 作品は横1・7メートル、縦1・4メートル。抽象的な画風だが、専門家らによると黒竜江省ハルビンを流れる松花江の風景をベースとして、平和を願う少女の姿や、旧日本軍を思わせる大きなサメの姿などが見て取れるという。「東方の『ゲルニカ』(ピカソの反戦作品)」と絶賛する声も上がっている。

 野村氏は広島県出身で、明治−昭和初期を代表する洋画家、藤島武二に師事。欧州の都市風景画を多く描いた。代表作に「丘にある街」など。

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