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多彩なシネマ本、一堂に/NFCで展覧会

2015/04/14 20:35

 俳優本の数々(東京国立近代美術館フィルムセンター提供)
 俳優本の数々(東京国立近代美術館フィルムセンター提供)

 映画関係の書籍をテーマにした展覧会「シネマブックの秘かな愉しみ」が、東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター(NFC)で開かれている。8月2日まで。

 国内最大の映画専門図書室を持つNFCの蔵書を中心に、映画俳優、監督、往年の活動弁士らが書いたエッセーや自伝から、映画史の研究書、美しいブックデザインの映画本まで400冊以上を展示。書物を通して映画の魅力を再発見する内容となっている。

 高峰秀子らの著作が知られる俳優本は、配偶者から見た役者人生、闘病や介護経験を語った本も含め多彩で点数も多い。

 「映画人の映画以外の本」を集めたコーナーには、和泉雅子の北極行や丹波哲郎の霊界もののほか、山本嘉次郎、伊丹十三両監督によるグルメ本も。「鯨の目 成田三樹夫遺稿句集」(無明舎出版)は、晩年の闘病中に俳句を生きる証しとし「鯨の背のぐいと海切る去年今年」の句を残した名優成田の“詩人の魂”を伝えている。

 映画草創期の文献「自動写真術」(1897年)は完本を初公開。当時の映画は奇術や催眠術と同列に扱われていたことがうかがえて興味深い。

 敗戦後の占領期に高まる英語学習熱を反映した洋画の対訳シナリオ本や、米映画「スター・ウォーズ」シリーズの大型豪華本の数々も。

 展示を担当したNFCの岡田秀則主任研究員は「映画がいかに多くの文字を生んできたか、ぎっしり詰まった熱を感じてほしい」と話している。

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