天気予報を見る
 
新聞購読申込

花園神社の社報挿絵を描く/ジャンル超える若手美術家

2014/08/14 17:57

 商店街の天井を覆った「川と川」=長野県大町市
 商店街の天井を覆った「川と川」=長野県大町市

 唐十郎さんの劇団が紅テントを境内に設け、アングラ演劇を発信したことで知られる東京・新宿の花園神社。その神社の社報の挿絵を若手美術家の青島左門さん(33)が描き続けている。

 社報「花その」で連載が始まったのは2011年2月。その年のえとを毎月の社報に描く。季節感を交えながらユーモラスな作品になっている。

 最新号では、月、団子を配置した月見の絵に、ことしのえとの馬が草を食べている姿を描いた。「花より団子ならぬ、月より草です」と、青島さんはほほ笑む。

 花園神社について、「アバンギャルドを受け入れ、文化をつくっていく場所。神社の本来あるべき姿があるのかもしれません」と話した。

 絵だけでなく、舞台美術、彫刻、絵本…。ジャンルを超えて作品を手掛ける。その原点は舞踏家大野一雄さんの下で舞踏を学んだ2年半だったという。「技術的なことではなく、表現する上での魂というか、最も大切なことを教えていただきました」と振り返った。

 2冊目となる絵本「ほわほわ」(福音館書店)の原画を並べた展覧会が、ことし東京・銀座の美術館で開催された。

 現在、長野県大町市に住んでいる。同市で開催中のイベント「信濃大町 食とアートの廻廊」(24日まで)にも参加している。

 舞台は、アーケードのある商店街だ。タイトルは「川と川」。つなぎ合わせた約120メートルの布に、地元の小学生らと一緒に青や黄色で川を描き、商店街の天井を覆った。

 表現する場所を移動する。青島さんは「その土地ごとの風土を引き出す作品を作っていきたい」と語った。

同じジャンルの記事

注目の情報

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中
トライコーン株式会社では、本格的な顧客管理を実施したい法人向けASPサービスクライゼル」を発売しています。CRMもお任せください

詳しく見てみる→

▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.