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難波京にも「碁盤の目」/奈良期の条坊跡を初確認

2010/09/01 22:44

 大阪市天王寺区の上本町遺跡で見つかった難波京の条坊制に伴う橋跡(白線部分)(大阪文化財研究所提供)
 大阪市天王寺区の上本町遺跡で見つかった難波京の条坊制に伴う橋跡(白線部分)(大阪文化財研究所提供)

 大阪市天王寺区の上本町遺跡で、奈良時代の難波京の条坊制に伴うとみられる橋跡が大阪文化財研究所の発掘で見つかっていたことが1日分かった。

 難波京は飛鳥時代と奈良時代に宮が置かれたが、碁盤の目のように道路が走り、土地が区画された条坊跡とみられる遺構が確認されたのは初めて。

 同研究所の高橋工難波宮調査事務所長は「奈良時代には難波京に条坊遺構があったことが明らかになり、京の全体像をつかむ手掛かりになる」としている。

 見つかったのは幅約5メートルの谷に架かっていた橋跡で、橋脚だった14本の木材が残っていた。

 橋脚を固定する盛り土から8世紀前半の土器が出土し、年代を特定。また、橋は谷を渡る最短距離ではなく、不自然に斜めに架かる形だったため、難波京が条坊制だった場合の想定復元図と照合すると、南北方向の条坊道路と一致、条坊道路の一部と判断した。

 橋は架け替えられており、古い橋は幅2・4メートル、新しい橋は幅3メートルとみられる。橋につながる道路の跡は見つからなかった。橋は京の中心部を南北に走るメーンストリートの1筋西側にあたり、中枢部の難波宮から約2キロ南の地点だった。

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