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岡山の造山古墳は大王クラス/周濠跡を確認

2010/03/17 20:48

 造山古墳の後円部付近で見つかった周濠跡=17日午後、岡山市北区
 造山古墳の後円部付近で見つかった周濠跡=17日午後、岡山市北区

 岡山市にある前方後円墳で、吉備地方を支配した王の墓とされる全国4番目の墳丘規模の造山古墳(5世紀前半、全長約350メートル)に周濠跡が確認され、17日、岡山大が発表した。

 古墳時代の天皇陵の多くに周濠があることから、吉備地方の王が近畿地方の大王家と肩を並べる力を持っていたことを示す発見として注目されそうだ。岡山大の新納泉教授は「吉備勢力は地方の一豪族とみられてきたが、最高クラスの墓を築いていたことが裏付けられた」と話している。

 岡山大によると、後円部東側の調査区で山の土を盛り上げた堤跡を確認。現在は水田のあぜ道となっており、堤の名残とみられる。高さは0・35メートルで、築造時はもっと高かったと考えられるという。

 墳丘と堤との距離から周濠の幅は約20メートルあったと推測。また、後円部と前方部では標高差が3・7メートルと大きいため、周濠の途中で段差があったとみられる。

 岡山県を中心とした吉備地方は弥生時代から古墳時代にかけて、独自性を持った地域勢力があったといわれ、日本書紀にも吉備勢力の反乱伝承がある。

 現地説明会は20日午後1時から。

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