天気予報を見る
 
新聞購読申込

大津市・円満院の重文を落札/宗教法人が10億超で

2009/06/01 13:37

 競売で落札された円満院の国の重要文化財「宸殿」=1日午前、大津市
 競売で落札された円満院の国の重要文化財「宸殿」=1日午前、大津市

 大津市園城寺町にある平安時代後期創建の門跡寺院「円満院」の国の重要文化財「宸殿」や、名勝・史跡指定の庭園が大津地裁で競売にかけられ、滋賀県甲賀市の宗教法人が約10億6700万円で落札していたことが1日、地裁への取材で分かった。

 大津市文化財保護課は「寺が重要文化財を競売にかけるケースは珍しい。適切な保存に努めてもらいたい」としている。

 大津地裁によると、落札されたのは宸殿や美術館など9棟と、庭園を含む敷地約1万4千平方メートル。競売は4月23日に公告され、売却基準価額は1億4964万円だった。応札したのは宗教法人だけで、5月26日に落札した。

 地裁は今月2日に売却許可決定の可否を判断し、利害関係者の異議申し立てがなければ、10日に確定する。

 円満院は墓地経営などで多額の負債を抱え、1997年に狩野派の絵師が描いた宸殿のふすま絵を売却。これまで土地と建物も競売にかけたが、不成立に終わっていた。

 宸殿は桃山時代の典型的な書院造りで、1647年に京都御所から移築されたと伝えられる。

同じジャンルの記事

注目の情報

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中

顧客管理が簡単にできるASPシステム「クライゼル」を発売中
トライコーン株式会社では、本格的な顧客管理を実施したい法人向けASPサービスクライゼル」を発売しています。CRMもお任せください

詳しく見てみる→

▲このページのトップに戻る
購読のお申込みは0120-084-459

SHIKOKU NEWS 内に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。 すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

Copyright (C) 1997- THE SHIKOKU SHIMBUN. All Rights Reserved.