8年前の死亡ひき逃げ事件について情報提供を呼び掛ける今田署長や高校生ら=土庄町渕崎

8年前の死亡ひき逃げ事件について情報提供を呼び掛ける今田署長や高校生ら=土庄町渕崎

 土庄町渕崎で2009年に発生し、未解決となっている死亡ひき逃げ事件から8年を迎えた25日、情報提供を呼び掛けるキャンペーンが現場近くのスーパー前で行われた。高校生らが買い物客にチラシや反射材を手渡し、事件に関心を持ってもらうとともに、交通事故に注意を促した。

 キャンペーンは、若い世代に防犯や事故抑止に関わってほしいと、小豆署が小豆島中央高校(小豆島町蒲生)の協力を得て初めて実施。今田英朗署長や署員、同校の生徒会役員ら計約20人が参加し、事件の概要を記したチラシや、夜間に視認性を高める反射材など100セットを配った。

 事件は09年12月25日午後7時10分ごろ、土庄中央病院(現土庄診療所)前の県道で発生。道路を横断していた女性=当時(81)=が横から来た軽トラックにはねられて亡くなり、車はそのまま走り去った。

 同署は、容疑車両を1999〜2007年製のダイハツ「ハイゼット」の白色と特定。延べ約1万2500人の捜査員を投入し、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)容疑で捜査を続けているが、有力な手掛かりは得られておらず、公訴時効が2年後に迫っている。情報提供は同署〈0879(82)0110〉。