事件解決に向け、情報提供を呼び掛ける千野本部長(中央)=琴平町内

事件解決に向け、情報提供を呼び掛ける千野本部長(中央)=琴平町内

 県警は10日、県内で未解決となっている3件の殺人事件について、県内4カ所で街頭キャンペーンを実施し、長期化している事件を解決に導くため、地域住民に積極的な情報提供を呼び掛けた。

 3件は▽旧琴南町の女子高生殺人遺体遺棄(1997年3月)▽坂出市の女性経営者殺害(同12月)▽東かがわ市の女性元幼稚園長殺害(2005年3月)―の各事件。いずれも殺人罪などの公訴時効廃止を受け、県警察協会が創設した懸賞金制度の対象となっている。

 琴平町内のスーパー前でのキャンペーンには、旧琴南町の事件で当時16歳の真鍋和加さんを亡くした母親の明美さん(68)が参加。千野本部長、森本浩一琴平署長と共に、買い物客らに情報提供を求めるチラシを手渡した。

 県警によると、今年7月までの1年間に寄せられた情報は、三つの事件を合わせて9件。情報提供の数は年々、減少傾向にあるといい、千野本部長は「ささいな情報が解決のきっかけになり得る。どんな小さなことでも知らせてほしい」と語った。