女子大生遺棄事件の現場近くで献花し、手を合わせる島根県警幹部ら=26日午前、広島県北広島町

女子大生遺棄事件の現場近くで献花し、手を合わせる島根県警幹部ら=26日午前、広島県北広島町

 2009年10月に島根県立大1年の平岡都さん=当時(19)、香川県坂出市出身=が行方不明となり、広島県北広島町の臥竜山で遺体の一部が見つかった事件は26日、不明から6年となり、合同捜査本部を設置する島根・広島両県警の捜査1課長らが解決を誓い、発見現場近くで献花した。大学では追悼式があり、学生らがキャンドル約2500個をともした。

 平岡さんが最後に目撃された島根県浜田市内のアルバイト先のショッピングセンターでは、警察官らがチラシを配布した。

 有力な手掛かりが得られていないため、発生当時、浜田市内や臥竜山付近で撮影された写真、ビデオなどの提供を呼び掛けた。

 チラシを受け取った浜田市の建設業溝田啓介さん(51)は「3歳の子どもがいるので怖い」と不安を口にした。島根県警の石倉繁樹刑事部長は「一日も早く検挙し、被害者やご遺族の無念を晴らしたい」と話した。

 合同捜査本部によると、公的懸賞金の対象となった10年2月以降、1882件の情報が寄せられたが、容疑者の特定に結びついていない。