県内の未解決殺人事件について情報の提供を呼び掛けるポスター

県内の未解決殺人事件について情報の提供を呼び掛けるポスター

 香川県内で未解決となっている3件の殺人事件で、県警察協会(会長・木下県警本部長)は、犯人逮捕に結び付く有力な情報に最大100万円の懸賞金を支払う「重要事件等懸賞金支援制度」の適用期間を1日から来年7月31日まで1年間延長する。延長は今回で5回目。県警刑事企画課は「どんなささいなことでもいいので、できるだけ多くの情報をお願いしたい」と呼び掛けている。

 この制度は、未解決重要事件などの被害者や遺族らの要請に基づき、同協会が懸賞金などの資金を援助するもので、殺人罪などの公訴時効廃止を受け、2010年に創設。制度開始と同時に3件の未解決殺人事件を対象とした。

 対象となっているのは、旧琴南町の女子高生殺人遺体遺棄(1997年3月発生)▽坂出市の女性経営者殺害(同年12月発生)▽東かがわ市の女性元幼稚園長殺害(05年3月発生)―の各事件。県警はこれまでに3事件合わせて延べ約12万5千人の捜査員を投入している。

 同課によると、事件発生から今年6月末までに、3事件に寄せられた情報は計216件。このうち、制度創設以降は81件あるが年々減少している。

 期間延長に合わせ、同協会は新しいポスターやチラシ約6万枚を作製。現場周辺の住民に配布するほか、街頭活動などで活用する。情報提供は各事件の管内警察署のほか、県警捜査1課〈0120(120)016〉。