香川県観音寺市内の県道で2006年に起きた死亡ひき逃げ事件から9年となる2日早朝、観音寺署は現場近くでチラシを配り、ドライバーに情報提供などを呼び掛けた。普段は児童生徒の登校の安全を見守る地元の観音寺交通安全協会員や交通指導員も参加し、安全運転を訴えた。

 事件は同年7月2日午前4時20分ごろ、同市室本町の県道で男性=当時(33)=が倒れているのを通行人が発見。同署はひき逃げ事件として捜査しているが、容疑車両が赤色であること以外に有力情報はなく、解決に至っていない。

 来年で時効が成立することから、事件を風化させまいと、今回は高室地区の交通安全協会員や交通指導員計10人も参加。同署員と一緒になって安全運転を訴える無言キャンペーンを実施した。参加した男性は「県道沿いの住民がドスンという音を聞いて(家を)飛び出したが、車は走り去った後だったそうだ。逃げ得は許さない」と話していた。情報提供は同署〈0875(25)0110〉。