児童が安全に登下校できるよう、通学路の危険箇所を点検する市教委の担当者や地域住民ら=高松市浜ノ町

児童が安全に登下校できるよう、通学路の危険箇所を点検する市教委の担当者や地域住民ら=高松市浜ノ町

 子どもの安全は地域で守る―。高松市教委と県警などは7日、同市錦町の新番丁小学校の通学路で、児童が犯罪に遭う恐れのある危険箇所の緊急合同点検を行った。5月の新潟市の女児殺害事件を受けて政府が策定した「登下校防犯プラン」に基づくもので、参加者は通学路の周辺を入念にチェックし、改善に向けて意見を出し合った。

 政府は新潟市で下校中の小2女児が殺害された事件を受け、通学路での児童の安全強化策「登下校防犯プラン」をまとめた。9月末までに全国の小学校の通学路で関係者が危険な箇所を緊急点検し、その結果を基に改善することなどを盛り込んでおり、県内も各市町で順次行われる予定。

 新番丁小での合同点検には市教委や県警の担当者、教員や地域で見守り活動を行っている住民ら合わせて約20人が参加した。通学路沿いに位置し、利用する子どもたちが多いという扇町公園付近では、人の目が届くかどうかを点検した。

 公園前の道路に路上駐車が多く、不審な車両に気付きにくいことや、トイレが植え込みによって死角になっていることなどを確認。参加者からは「防犯カメラの整備を」「非常用ボタンを設置してほしい」などの意見が出た。

 このほか、高架橋下など2カ所も点検し、児童が安全に登下校できるよう改善策を考えた。市教委保健体育科の河田哲也指導主事は「子どもの防犯のため有効な取り組みで、今後、関係者で今後協議しながら対策を検討する」と述べた。