新聞紙を丸めた棒を持ち、危険な目に遭わないための距離感を学ぶ子どもたち=丸亀署

新聞紙を丸めた棒を持ち、危険な目に遭わないための距離感を学ぶ子どもたち=丸亀署

 丸亀・善通寺・多度津地区防犯協会(会長・梶丸亀市長)などは丸亀署で「防犯パワーアップ!講座」を開催した。参加した家族連れは、危険な目に遭わないための人との距離感や「逃げる技」を楽しく学び、自分で身を守るこつや予防力について理解を深めた。

 2市1町の自主防犯パトロール隊員らを対象に昨年実施した「防犯スキルアップ!講座」が好評だったことから、今回は家庭や親子に主眼を置き、防犯意識の向上を図ろうと、2、3の両日に開いた。昨年に引き続き「安全インストラクター」として全国で活動する武田信彦さん(41)を講師に招いた。

 2日午後の部には約150人が参加。武田さんは屋外で怖い目に遭わないために、まず一人にならないことを強調。一人になった場合の注意点として▽よく見る▽よく聞く▽伝える▽逃げる―の4点を挙げた。鬼ごっこの一種「だるまさんがころんだ」を通して、周りを警戒することを伝えたほか、助けを求めるためにも防犯ブザーを所持することを訴えた。

 また、子どもたちは2人一組になって新聞紙を丸めた棒を手に持ち、危険な目に遭わないための距離感を確認。肩をつかまれた場合に全身を使って体を回転させて逃げるといった対処法も体験した。反射材を使った安全キーホルダー作りにも取り組んだ。

 城乾小5年の井上彩央理さん(11)は「分かりやすくて勉強になった。明日からやってみたいし、友達にも教えてあげたい」と話していた。