危険箇所などを探しながら歩く学生たち=高松市番町

危険箇所などを探しながら歩く学生たち=高松市番町

 香川大や県警は、危険箇所を撮影した写真を投稿・共有できる防犯用アプリ「歩いてミイマイ」の共同開発に取り組んでいる。ウオーキング中に見つけた防犯上の危険箇所をアプリ上の地図に入力することで、ゲーム感覚で防犯マップを作成できる仕組みだ。今後、実証実験を重ね、来年度中の実用化を目指す。

 アプリの開発は、防犯ボランティアの高齢化が進む中、若い世代に、楽しみながら防犯への関心を持ってもらおうと企画した。香川大と県警のほか、県防犯設備業防犯協力会、丸亀市内のソフトウエア開発会社も作成に協力している。

 利用者は、▽街灯が少ない▽ガードレールが整備されている―など、危険または安全と感じた場所を見つけたら、写真を撮影し、理由を書き添えてアプリに記録する。アプリ上の地図では、危険箇所に「赤旗」、安全な場所に「青旗」が立てられるという。

 アプリでは、利用者が立てた旗を地図上で確認することも可能。旗をクリックすると、写真や危険と感じた理由などを見ることができ、外出時に安全なルートを選択するのに役立つほか、地域で危険箇所の情報を共有できる。

 17日には、高松市幸町の同大周辺でスマートフォンを使った実証実験があり、防犯について学んでいる学生25人が、アプリが正常に起動するかを確認しながら、マップに危険箇所を記録していった。

 アプリの開発に携わっている同大教育学部の大久保智生准教授は「今後、歩数やカロリー計算機能も付ける予定。改良していき、全国的に利用できるようにしたい」と話していた。