通学路の危険箇所を点検しながら、一緒に下校する豊浜小児童と地域住民ら=観音寺市豊浜町

通学路の危険箇所を点検しながら、一緒に下校する豊浜小児童と地域住民ら=観音寺市豊浜町

 観音寺市豊浜町の豊浜小学校(久保山学校長)で30日、通学路の危険箇所を点検する「マップウオーキング」が行われた。新潟市の小2女児殺害事件で地域の見守り活動の機運が改めて高まる中、民生委員児童委員をはじめ、観音寺署員やPTAらが協力。集団下校する児童たちと一緒に通学路を歩きながら、注意が必要な箇所を入念にチェックし、人目につかない場所などを避けるよう呼び掛けた。

 ウオーキングは、各自治会の地域安全マップの3年に1度の改訂に反映させる取り組みで、豊浜地区民生委員児童委員協議会(合田守和会長)が毎年実施しており、今回が13回目。これまで、児童が安全に登下校できるようガードレールやカーブミラーの設置、道路の速度規制の変更などを関係機関に要望してきた。

 この日は、児童と見守り活動に携わる交通指導員、子ども会育成会のメンバーらを含め計450人が一緒に下校した。60コース以上ある通学路を歩き、大人の目が行き届かないような人通りの少ない道路や交通事故が起きやすい交差点などを、子どもと大人の両方の目線から点検した。観音寺署員は児童に「知らない人にはついて行かない」「交通ルールを守って」などと注意を促した。

 同協議会では新潟市の事件を受けて、地域の防犯力の強化に向けた話し合いを行うなどしている。合田会長は「地域のみんなが危険な箇所や不審者の情報などを共有することが大切。子どもたちの安全を守るため、登下校時にちょっと家の外に出るだけでも効果はある」と話していた。