上空20メートルのドローンから通学路を撮影した画像=東かがわ市松原

上空20メートルのドローンから通学路を撮影した画像=東かがわ市松原

 東かがわ署(蓮井洋樹署長)は16日、同市松原の本町小学校周辺で小型無人機ドローンを使った通学路のパトロールを行い、空と陸から安全を点検した。同署によると、ドローンを使ったパトロールは県内で初めて。当初は登校時間帯の実施を予定していたが、新潟市の小学2年生が下校時に被害に遭った事件を受け、急きょ時間帯を変更した。

 空からのパトロールは、ドローンの空撮事業などを展開するNPO法人「輝」(同市川東、多田豊代表理事)の協力を得て実施した。

 蓮井署長や署員、輝のメンバーら計約20人が参加。ドローンは人や住宅地との距離を保つ必要があるため、学校隣にある白鳥神社の松林内で高さ約20メートルまで浮上させ、上空から児童や通学路の様子を撮影した。

 地域による見守りの隙を突くような事件が各地で起きていることから、蓮井署長は「ドローンのような最新機器も可能な限り活用し、より安全な通学路を実現したい」と強調。ドローンなら一度に広範囲を監視でき、地上からは気付きにくい危険箇所が見つかる可能性があると期待した。

 今回は実験的な意味合いが強かったが、同署では今後、海水浴場の監視などでのドローン活用も検討する考え。多田代表理事は「地域の安心安全のためなら何でも協力したい」と話した。