丸亀市城東町の香川労災病院(吉野公博院長)でこのほど、防犯研修会が開かれ、参加した職員や医師らは警察官から刺股(さすまた)の使い方などを学び、危機対応能力を高めた。

 今回の研修会は、同病院が刺股を新しく4本購入したことに伴い、「不審者・暴力行為から患者・職員を守ろう」と題して、丸亀署の協力を得て12日に実施した。職員や医師、看護師ら約150人が参加した。

 刺股を使った制圧訓練では、参加者は不審者1人に対して複数で対応することや、さまざまな方向からそれぞれ相手の違う部位を狙うことを学んだ。不審者の来訪時の対応としては、トラブルを未然に防げるように、大声を出す相手のペースに合わさず、落ち着いてはっきりと禁止事項や「警察を呼ぶ」ことを伝える大切さなどを教わった。

 病院側は「研修会で学ぶことができ、自信を持って対応できる。今後も患者らの安全確保に努めていきたい」とした。