児童虐待やドメスティックバイオレンス(DV)の防止、里親制度について理解を呼び掛ける街頭キャンペーンが28日、高松市の丸亀町グリーンけやき広場であった。参加者は被害防止に向けて、県民に協力を求めた。

 県と高松市、同市児童対策協議会が「児童虐待防止推進月間」(11月)や「女性に対する暴力をなくす運動週間」(12〜25日)などに合わせて実施。県はこれまで、高松市などと別日程で行っていたが、昨年の児童福祉法改正を踏まえ、県市の連携を強化しようと初めて合同で開催した。

 この日は高松保育園(堀淳乗園長)の園児や県女性福祉促進協議会役員、県子ども女性相談センター職員ら計約150人が参加。園児たちも協力し、子どもや家庭の悩みの相談先などを紹介する啓発グッズを買い物客らに手渡した。

 県によると、2016年度の児童虐待対応件数は過去最多の959件(前年度比26・2%増)、DV被害の相談は同2・9%増の649件。15年度末時点の里親委託率は18・8%(全国平均17・5%)。