脅威が高まるサイバー攻撃に協力して対処しようと百十四銀行、山口フィナンシャルグループ(FG)、めぶきフィナンシャルグループなどは、セキュリティー分野で相互協力を目指す組織を設立した。関連情報を共有することなどで金融サービスの安全性を高めるのが狙い。地銀各グループによるこうした広域的な連携は珍しいという。

 預金や融資などで同一の勘定システム「Chance(チャンス)地銀共同化システム」を共同運営する百十四銀など3行、2FGが、新組織「Chance―CSIRT(シーサート)」を1日に設立。具体的な事例からサイバーセキュリティーに関する情報を共有する。

 また、この分野に明るい三菱東京UFJ銀行がグループ会社向けに開催するセミナーに参加するなど、人材育成を図る。

 百十四銀は「システム共同化の枠組みをサイバーセキュリティー分野にも広げ、安心・安全なサービスに努めたい」としている。