県警が通告した人数と摘発件数

県警が通告した人数と摘発件数

 虐待された疑いがあるとして、2017年に県警が県の児童相談所(児相)に通告した18歳未満の子どもの人数は、前年比19・4%(111人)増の682人だったことが8日、県警のまとめで分かった。4年連続で前年を上回り、初めて600人を超えた。うち6割以上は、子どもの前で配偶者らに暴力を振るう面前DVなど心理的虐待が占めている。

 通告した子どものうち、命の危険があるなどとして県警が緊急に保護した子どもは31人で、統計を取り始めた12年以降で最多だった。少年課は「虐待への社会的関心が高まり、積極的に情報が寄せられるようになり、結果として通告数が増加した」としている。

 同課によると、通告した子どもの虐待内容は、心理的虐待が前年比7・3%増の440人で最多。このうち、約7割の303人が面前DVだった。

 このほか、身体的虐待が前年比40・9%増の155人、育児放棄(ネグレクト)などの怠慢・拒否が同75・5%増の86人。性的虐待は前年より1人減って1人となった。

 逮捕や書類送検に踏み込んだ「摘発件数」は前年比4件減の15件。摘発人数は17人で前年より2人減り、2年連続で前年を下回った。被害者との関係は、実父と実母が5人ずつで最多。次いで養父・継父が4人、内縁の男が3人。被害者数は17人だった。