特殊詐欺の撃退装置を貸し出すPRチラシを手にする郵便局長ら=高松東署

特殊詐欺の撃退装置を貸し出すPRチラシを手にする郵便局長ら=高松東署

 電話を使った振り込め詐欺の撃退装置を貸し出す県警の事業のPRチラシが、高松市や土庄町など東讃3市4町の計98郵便局で配布される。7月初旬までに計3千枚を各郵便局に置き、普及促進を図る。

 撃退装置は電話を掛けてきた人に「犯罪被害防止のため、会話内容が自動録音されます」などと警告メッセージを流し、会話を自動録音する。固定電話のコードに接続するだけで簡単に使用できる。

 県警は昨年6月から装置を無償で貸し出している。対象は65歳以上の県内在住者で期間は半年。県警生活安全企画課か最寄りの警察署に申請すると借りられ、5月末現在で1382台を貸し出した。

 今回は撃退装置の利用を増やし、詐欺被害を防ごうと、日本郵便県東部地区連絡会の協力を得て、高齢者らが訪れる機会の多い郵便局にPRチラシを置くことにした。対象のエリアは高松市、さぬき市、東かがわ市、土庄町、小豆島町、三木町、直島町。

 高松東署の山上茂署長が19日、同署で同連絡会の高木規男統括局長にチラシを手渡した。高木統括局長は「振り込め詐欺の被害者が一人も出ないように、これからも貢献していきたい」と話した。