携帯電話に実際に届いたアマゾンをかたった架空請求のショートメッセージ

携帯電話に実際に届いたアマゾンをかたった架空請求のショートメッセージ

 通販大手「アマゾン」をかたり未払い料金名目で金銭をだまし取る架空請求が全国で相次ぐ中、県内でも相談件数が増えている。携帯電話番号を宛先に送受信できるショートメッセージサービス(SMS)を使って要求する手口で、県と高松市の消費生活センターには、消費者庁が注意喚起した昨年11月から今年3月までに計約220件の相談があり、各センターが注意を呼び掛けている。

 アマゾンをかたる手口では「有料動画の未納料金が発生しています」「本日中のご解決無き場合、少額訴訟に移行します」などのショートメッセージが携帯電話に届き、記載された番号に電話にすると未払い料金を求められる。文面に「アマゾンジャパン」の表記や送信元として「Amazon」と表示されているものの、実際のアマゾンとは無関係という。

 消費者庁によると、被害は少なくとも計約1億2千万円に上り、相談の急増を受け昨年11月に注意喚起した。それ以降も県消費生活センターには3月末までに約140件、高松市消費生活センターには約80件の相談が寄せられた。

 各センターでは「アマゾンがSMSで支払いを求めることはない。身に覚えがないメッセージには決して応えたりせず、不安を感じたら近くの相談窓口に連絡してほしい」としている。