県内で11日、県警の警察官をかたる不審な電話が10件以上相次いだ。被害は確認されていないが、県警は特殊詐欺を狙った電話とみて注意を呼び掛けている。

 県警生活安全企画課によると、不審電話は同日午前、中讃や東讃地域の高齢者宅を中心にかかり、本部や警察署の警察官を名乗る男や女からだった。

 電話の内容は「詐欺犯人が持っていたリストに名前があった」「通帳を預かっているので今日持って行く」「5分後に金融機関から緊急の電話がある」などで、警察官だと信用させるため、「最近振り込め詐欺の不審な電話がないか」などと尋ねる電話もあった。

 同課は「警察がこれらの電話をすることは絶対にない。犯人グループは県内に潜伏している可能性が高く、今後も多数電話がかかってくる恐れがある。不審な電話や訪問には、決して応じることなく、警察に連絡してほしい」としている。