観音寺市は9日、マイナンバー制度に便乗した詐欺とみられる不審な電話を市内で2件確認したと発表した。いずれも市の委託業者を名乗る人物から「1万円で個人番号カードの申請手続きをしてあげる」という内容で、不審に思った市民が電話を切ったため、被害はなかった。市は「委託の事実はなく、不審な電話に注意してほしい」と訴えている。

 市によると、電話があったのは先週末と8日午前9時半ごろ。1件は男の声だった。電話を受けた市民からの通報で判明し、市は詐欺の恐れがあるとして観音寺署と県に報告。市のホームページやフェイスブックなどで注意を呼び掛けている。

 個人番号カードは、マイナンバーが記載された顔写真付きのカードで、通知カードとともに送付される書類などで申請すると、来年1月から各自治体の窓口で無料で交付される。