今月に入り、香川県内の高齢者宅に、市町の職員を装って「医療費の払い戻しがある」などとかたる不審電話が10件以上相次いでいる。県警は還付金詐欺の「予兆電話」とみて、注意を呼び掛けている。

 県警生活安全企画課によると、不審電話があったのは高松、坂出、善通寺、観音寺、東かがわ、小豆島、直島の5市2町に住む70〜80代の高齢者12人。2〜11日、自宅に市役所や町役場の職員を名乗る男から、「福祉課ですが、医療費の払い戻しがある」「緑色の封筒は届いていませんか」「手続きをするので、通帳とキャッシュカードを持ってATM(現金自動預払機)へ行ってほしい」などと電話があったという。同課は「現金をだまし取られたとの相談もある。公的機関がこうした電話をかけることはない」としている。