香川県は15日、国勢調査員を装って個人宅を訪問し、名前や世帯人数などを聞き出そうとする「かたり調査」が高松市と三木町で計3件発生したと発表した。うち1件は個人情報が流出する被害があった。

 県統計調査課によると、高松市で今月上旬、国勢調査員を名乗る若い女性が個人宅を訪れて紙に家族の情報を書くよう依頼、住民は記入して渡してしまった。近くの別の個人宅でも同様の事案が発生したが、住民が拒否したため、被害はなかった。

 三木町では今月12日、調査員を装った男性が個人宅を訪問。名前や世帯人数などを紙に記入するよう依頼されたが、不審に思った住民は質問に答えず、町に連絡した。

 統計法では、調査員になりすまして世帯の情報を聞き出そうとする行為に罰則規定を定めている。同課は「国勢調査員は総務大臣が発行する顔写真付きの『調査員証』を携帯している。不審な問い合わせには答えず、連絡してほしい」と注意を呼び掛けている。

 問い合わせは、同課〈087(832)3147〉。