通院患者らに啓発グッズを配り、特殊詐欺被害の未然防止を呼び掛けたキャンペーン=香川県観音寺市大野原町

通院患者らに啓発グッズを配り、特殊詐欺被害の未然防止を呼び掛けたキャンペーン=香川県観音寺市大野原町

 年金支給日の15日、観音寺署(詫間啓司署長)と香川県くらしの見守り隊観音寺支部(高岡令子支部長)は香川県観音寺市大野原町の病院で、振り込め詐欺などの特殊詐欺被害の未然防止を呼び掛けるキャンペーンを実施。日本年金機構の個人情報の流出後、初めての支給日とあって「年金の問い合わせなど不審な電話に気をつけて」と注意を促した。

 キャンペーンは詐欺被害発生が予想される年金支給日に合わせ、病気や高齢のため防犯教室に参加できない通院患者らに注意を喚起しようと、同署が今年2月から管内の医療機関の協力を得て行っている。

 この日は署員と見守り隊のボランティア計11人が、特殊詐欺の手口を説明したチラシや「被害防止電話チェックリスト」などの啓発グッズ150セットを病院玄関やロビーで通院患者らに配布した。

 同市大野原町の男性(69)は「消えた年金問題以降、大切な年金の管理体制の甘さに憤りを感じる。今後導入されようとしているマイナンバー制度についても情報流出によって悪用されないか、非常に心配だ」と懸念していた。