日本年金機構をかたる不審な電話が10日、香川県東かがわ市内の高齢者宅にあったことが県警への取材で分かった。家族が不審電話と気付いて電話を切り、県警に相談。被害はなかった。同機構の個人情報流出問題以降、県警に同機構をかたる不審電話の相談があったのは初めて。

 県警生活安全企画課によると、10日昼ごろ、東かがわ市内の70代女性宅に、同機構を名乗る男から「年金の支払いが3年間漏れていたので払います。通帳とキャッシュカードは持っていますか」などと電話があった。

 個人情報流出に関する言葉はなく、同課は還付金詐欺の電話とみている。

 全国では問題に便乗し、「年金情報が漏れている」とかたる電話や個人情報を聞き出す不審電話が相次いでおり、同課は「個人情報流出に関し、同機構が電話やメールで連絡をしたり、金銭を求めることは絶対にない」と注意を呼び掛けている。